SEO対策を行っていく上で、外部対策の一つである被リンクの獲得は、大きな意味を持ちます。被リンクがSEOで有効なのは一般常識となっていますが、ここでは改めてSEOにおける被リンクとはどういったものなのか、また被リンク獲得によるSEOへの効果について解説していきます。SEOを始めたばかりの人などは、是非参考にしてみてください。



SEOにおける被リンクとは?


SEOにおける被リンクは、次の3つに分けられます。


ナチュラルリンク


ナチュラルリンクとは、自然と外部サイトに設置された被リンクのことを指します。何もしていなくても、質の高いコンテンツを制作・発信することで被リンクの獲得ができるケースです。

ナチュラルリンクの獲得はSEO外部対策における成功といい換えることができます。コンテンツの質が高ければ、ナチュラルリンクの獲得も難しくありません。



関連度の高いサイトからのリンク


関連度が高いサイトというのは、自社のサイトと同ジャンルであることや専門性が高いサイトのことを指します。

関連度で重要となるのは、ユーザーにとっての利便性が最も重視されます。例えば、全く閲覧しているページの内容と関係ない被リンクだと、無理にユーザーを誘導していると捉えられかねません。関連性の高さは、重要となる点について覚えておきましょう。



権威性の高いサイトからのリンク


権威性の高さをアピールするには、有名医師や有名大学の教授などが監修、発信していることが挙げられます。こうしたサイトからの被リンクを獲得できれば、検索エンジンからも高く評価されます。



被リンクの獲得によるSEOへの効果


被リンクを獲得していくと、SEOではどのような効果が得られるのでしょうか?大きくは、次の3点あります。

・検索結果で上位に表示されやすくなる
・サイト全体で評価が高まる
・クローラビリティが向上する

被リンクの獲得は、上位表示につながっていきます。上位表示されれば、さらにアクセス数が伸び、SEO効果を高めることにもつながります。

また被リンクを獲得できると、サイト全体の評価も高まります。これには、内部リンクを辿ることで評価が引き継がれるためであるといわれています。

そして、被リンク獲得はクローラビリティ向上にも効果があり、インデックスの回数・頻度が増えます。被リンクが多ければ多いほど、クローラーはサイトとの接触が多くなり、クローラビリティの向上はSEO対策の中でも一つの重要な施策の位置付けと捉えられています。


まとめ


ここまで、SEOにおける被リンクについて解説をしてきました。被リンクは自然に外部のサイトにリンクを貼ってもらえるナチュラルリンクなどを得るために、質の高いコンテンツを制作・発信することが求められます。被リンクの獲得はSEOに対して効果が高いことがわかっているため、いかにして被リンクを獲得できるかがカギとなります。